tickleな毎日

革もの工房 tickleのおしごと、日々のこと、愛犬ニコとのことを綴っています。

◎  スマイルプロジェクト 

今まで革もの工房tickleとして「犬が好き」と公言したことはないけれど、お分かりのようにわが家は犬(ニコ)と暮らしている。




小さな頃から何度も犬を飼いたいとせがんでいた。
それでもずっと叶わず、結婚してしばらく経ったある日、ついに夢にまで見た犬と暮らせることになった。

けれど、あんなに憧れを抱いた犬との暮らしが急に怖くなった。
「命を預かる」ということに。


ここで伝えておくと、わが家のニコはペットショップ、正確にはホームページで見つけた。
冬の寒空のもとバイクを飛ばして店まで会いに行った。
その瞬間のことは忘れもしない。
小さな黒いかたまり(の様な子犬)が、沢山並んだ小さなショーケースに入れられていた。
行き交う人々の目に晒されてきたストレスによって、黒いホワホワの柔らかい毛には沢山のフケ。
目つきは…眠そう。
それがニコとの出会い。
その時は、今わが家で見せる明るい表情は微塵も見られなかった。





そうしてやって来たニコとの暮らし。
初めから上手くいった……訳もなく。
しつけ本に書いてないことを沢山しでかす。
本に書いてある様な都合の良い答えなんてないものが―生き物―なんだと良く分かった。
「なんでこんなことするの?」
「何がしたいの?」
まったく検討もつかないので、黒いモコモコのニコをギュッと抱きしめて、
「ゆっくり家族になろうね」 と自分自身に言い聞かせていた。



思っていたより大きくなったから。
吠えるから。
散歩が大変だから。
手に負えないことが起こり安楽死へ。
言うことを聞かないから捨ててしまおう。
(これらの馬鹿げた言葉は、実際に犬を捨てる時の理由らしい。)
全てヒトの身勝手な理由だ。
驚きを越えて ただただ怒りしかない。
本当に悲しいし、悔しい。
こういう記事を見たり聞く度に心がぎゅっと締め付けられ、ニコに
「お友だちにこういう事をしてごめんね」
と謝る。
家族に迎えると決めたなら命が尽きるまで。
ヒトは、 声をあげられない犬たちの生きる道を決める権利なんてない。
予想外のことがあって当然。
そう思って家族に迎え入れてるか これが大切。





このブログやInstagramを通じてニコとの暮らしを知って下さるお客さまも少しずつ増えてきた。
このタイミングで、少しでもこのような現実を知ってもらえるよう。
自分たちがニコを迎える時には考えもしなかったペットショップの在り方。裏側。
ここで残酷なことはあえて書かないけれど、何も知らないからと目を背けずに現実を。
そして、少しでも不幸な子を減らせたら。
だって おかしいでしょう。世の中の人気だと言われる犬種がころころ変わるのは……。


ほんの小さな力だけど、少しでも心に留めてもらえたら と考え、今後tickleの商品をご購入頂いた金額の一部を【ピースワンコジャパン】に寄付することを決めました。
団体先は、
活動の様子を自分の目で確かめられること。
助けた命、助かった命のその後をどう考えているか。
など 自分たちで決めたいくつかの条件を踏まえて選定しました。


ピースワンコジャパン 広島県 神石高原



【愛玩犬 から 伴呂犬へ】


この世に生れたすべてのワンコが幸せになりますように。

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